会社が辛い、辞めたい、行きたくない、そんなあなたは恵まれていない？

会社が辛くて、辞めたいと思っていると、

「自分はなんて恵まれていない環境にいるんだ・・」

そんな風に思いませんか？

はい、私もそう思っていました・・・

自分は恵まれていない

自分は大変な環境で働いて、いいことなんか何もなくて・・

いつも必死で頑張らないといけなくて・・・

そんな風に考える・・・

初めまして、心理カウンセラーの鈴木です(^^♪

私は会社が辛くて、辞めたいと何度も思い、

休職も２回しました。

でも今は復職して元気に楽しく働いてます(^^♪

寧ろ、人生史上最高に楽しいです(^^)/

しかし、私も休職する前は、

「自分はなんて恵まれない、辛い環境で働いているんだ・・・」

そう思っていました。

開発途上国は恵まれていない？

少し話を変えますが、今現在世界中に先進国の対義語である、

開発途上国の人口ってどのくらいなのかお分かりですか？

2019年現在では、世界74億の人口に対して、

約8割が開発途上国だと言われています・・・詳しくはこちら！！

その数、約60億人・・・

もちろん60億全ての人間が、恵まれていない、わけではないのですが、

物資や、資源、そういったものが、少なからず先進国よりは恵まれていません・・・

その中でも、貧困が進んでいる国では、

5歳までに79/1000人が亡くなっているとのこと・・・

世界全体でも、5人に1人は1日1.25ドル(約135円)で生活している・・・

現代日本人の生活から考えると、イメージもし辛い生活・・・

あえて、イメージすると、一日1個のパンと１杯水のみ、

衣服は拾ったものを洗わずに着る・・・

家も無い、風呂ももちろん無い・・

そんな生活・・

やせ細った子供が、汚れた水をタンクに汲んできて、

それを飲み水として飲んでいる・・

テレビでそんなシーンを見たことがあると思います・・

そんな貧困に苦しんでいる人がこの現代に5人に1人もいる・・

イメージしてください・・

あなたは今、その貧困に苦しむ子供です・・・

貧困をイメージして・・

あなたはの前にはやせ細った弟がいます・・

親は生まれた時からいませんでした・・

弟の為にも、あなたは今食料を探しに出ています・・

しかし、食べるものは何もありません・・・

せめて、水だけでも飲まないと、今日にでも弟は死んでしまうかもしれない・・

そう思って、汚れた川の汚れた水をタンクに汲む・・

この水を飲んで兄は死にました・・・

あなたは、水の入った重いタンクを何キロも担いで歩きます・・

弟のところへ戻り、せめて汚れた水の上澄みだけを手でよそって、弟の口に運びます・・

太陽の直射日光が直に当たり、とても暑いです・・

水を弟の頭にかけ、二人でじっと動かず、夜が来るのを待ちます・・

暑さと飢えで、明日弟も自分も生きていないかもしれません・・・

そんな時、目の前に一冊の雑誌が風で飛んできました・・・

文字が読めないあなたは、何が書いてあるのかはわかりません・・・

雑誌自体始めて見るので、写真も始めて見ます。

その雑誌は日本の国内旅行の雑誌でした・・

でも、あなたはそれが、わかりません・・・

わかりませんが、自分と同じ人間が、暖かそうな綺麗な服を着て、

見たこともない大きな建物をバックに、笑顔で歩いている・・・

見たこともない、食べ物が、何個も並んでいる・・・

あなたはこう思います・・

「ああ、これは、昔長老が言っていた、天国というものだな・・・」

「あれは・・実際にあったのか・・いいな・・」

「・・あの食べ物はとても美味しそうだ・・どんな味がするのだろう・・」

「・・綺麗な服を着て・・とても楽しそうだ・・・」

「・・あんな緑豊かな景色は見たこともない・・あんなのが本当にあるのか・・」

「・・・もし・・生まれ変わりがあるなら・・私もこの国に生まれてみたいものだ・・・」

・・・・・

・・・

生まれ変わりがあるとして

ではここで、仮に生まれ変わりが実際にあるとします・・

そして、この貧困の環境に生まれたあなたは、

不幸にしてこの後息を引き取り、

今の”あなた”として、この日本に日本人として生まれ変わったとします。

・・・

どうですか？

今、あなたは飲み水に困っていますか？

恐らく、水道を捻ればいくらでも、新鮮な飲み水が流れますよね？

あるいは冷蔵庫の中に冷たい飲み物が冷やされているかもしれない・・

そもそも、雨風は凌げていますよね？

恐らく、エアコンなどで、室内温度調整はできますよね？

暑さや飢えで死にそうで、明日死んでもおかしくない環境にいませんよね？

はい！！(^^♪

あなたは、前世のあなたの望み通り、日本に生まれましたよ？

生まれ変わってでも行ってみたいと思った日本ですよ？

・・・

でもあなたは、今、自分が恵まれていないと思う・・

・・

わかりました、じゃあこの際もう一度生まれ変わりましょう！！

想像なんで、好きに考えてください。

あなたは今何が恵まれていないのか？

それは、お金がないからです。

それは、社会的地位が低いからです。

それは、偉くないから、馬鹿にされるのです。

ヒルズ族に生まれて

ふむふむ・・・

なるほど、では、私とあなたで共通認識の、

ヒルズ族に生まれ変わりましょう！！

あなたは、六本木ヒルズに会社と自分の家を建て、

年収はそうですね・・

5000万円としましょう！！

毎晩社交パーティー？みたいなものを開き、

部下からは敏腕社長と褒めたたえられている・・

どうでしょう？

夢のような生まれ変わりでしょうか？

・・・

・・

周り「〇〇さん、またパーティー開いてくださいね、友達連れていきますから」

あなた(あれ？これ、私がパーティー開かないと、この人付き合ってくれない？)

周り「〇〇社長、ライバル会社にまた負けてしまいました」

あなた(あれ？結局自分が一番じゃない？)

周り「〇〇君、今度馬主にならないかね？教えてあげるよ？」

あなた(あれ？自分よりお金持ちなんて沢山いる？)

・・・

こんな声と心の声が聞こえてきそうですね？

「じゃあ、じゃあですね・・・」

「次は世界一の大金持ちで、全ての人類から好かれる存在に生まれ変わりたいです」

・・

”恵まれたい”にはきりがない

いやいや、冷静になりましょう・・

そんな人間、この世にいませんよね？

そもそも、年収ベースで計算してみましょう・・

現世から来世(ヒルズ族)に生まれ変わったとして、

年収はたかが、20倍くらいですよね？

前世(貧困の時代)から現世に生まれ変わった時点で、

年収200万倍とかですよ？

お金だけじゃなくて、身の危険も保証されている・・

そのとてつもない転生があっても恵まれないと思うわけですよね？

生まれ変わりがイメージしにくかったら、

単純に、現状の貧困の方々との生活を比べるといいと思います・・

でも恵まれているとは思えない・・・

・・・

「どうすれば恵まれますか？」

そんな風に私は思っていました・・・

そして、私は今、その答えを知っています・・

その答えは・・

自分は恵まれていると思ったら恵まれている！！

逆に恵まれていないと思ったら、どうやっても恵まれない！！

”今”ここ”で幸せを感じる

恵まれていると思えば恵まれている・・・

どういうことだ？

とお思いになるでしょうが、心理学ではそうなのです。

というか、恐らく事実そうなのです。

・・

何かが与えられたら幸せになって、恵まれていると感じる・・

何かが与えられなかったら不幸になって、恵まれていないと感じる・・

私もかつて、そう思っていました。

いや、そう信じていました。

しかし、

「自分が恵まれている」と知った今

私は心の底から、日本人に生まれてきて良かった、

この環境に生まれてきて良かった、

辛いことがあって良かった、

会社を休職して良かった、

そう思えています・・

もし、生まれ変わりがあるなら、

ヒルズ族は選びません・・

強いて選ぶなら、

また、「恵まれている」ことに気が付ける人になりたいです(^^♪

いかがでしょうか？

会社が辛くて、辞めたい、行きたくない、

そんな気持ちが少しは恵まれているかも？

と思えるようになれましたでしょうか？

あなたも、人生恵まれていると気が付けるよう

お祈りしています(^^♪