私、定時なので帰ります。

今日もステップメールを開いて頂きありがとうございます。

以前題目「私、定時なので帰ります」と同じようなドラマがありましたよね?(^^♪

吉高由里子さんが、会社のおかしい風土に対し、立ち向かっていくようなお話・・

あの主人公も、最初無理をして、倒れて、自分を見つめ直し、

「無理することは止めよう」と心に誓い、自分の生き方を変える・・・

そんなシーンを見ていると、私自身が無理をして休職をして、

生き方を変えた状況を思い出します(^^♪

話がそれましたが、今日は「定時で帰る」という話です。

どうでしょう?

あなたは、定時で帰れていますか?

・・・

「いやいや、定時で帰れていたら、会社が辛い、辞めたい、とか言いませんよ・・」

そんな感じでお答えになるでしょうか?

実際は定時で帰れていない・・・

・・・・

私も、そうでした・・・

私の場合は、業務量が多くて、残業しないと終わらない・・・

でも、残業時間に限界があるから、限界時間を超えたら、

サービス残業をしなければいけない・・・

そんな強迫観念にとらわれていました・・・

私は、時間内に仕事が終わっている事をアピールするために、

サービス残業をひたすらやりました・・・

休みの日もサービス残業で仕事をしていました・・・

「定時で帰るなんて、怠け者だ」くらいの気持ちで、

定時で帰る人にイラだっていました・・・

「会社は明言できないだけで、サービス残業をしろって言っているんだ!!」

「サービス残業こそが会社への忠誠心だ!!」

「サービス残業が会社の利益を最大にするんだ!!」

そんな考えが根底にありました・・・

そして、私は倒れました・・・

・・・

話がそれましたが、「定時で帰る」という話です・・・

少し、法律の話をします。

法律と言ってもそれほど深い話ではありません。

労働基準法第36条、通称36(サブロク)です。

多分、今、定時で帰れない、「残業する」という言葉を使われるということは、

あなたの会社もサブロク協定を結んでいます。

であれば、結論から言うと、基本残業は断れません。

強行して帰ると解雇事由になり得ます・・・

(もちろん、”基本断れない”なので、体調不良、100時間以上の残業、

残業代が支払われない場合などは断れるという例外もあります。)

「え?じゃあ、結局定時で帰れないの?」

と思われるかもしれませんが、今日お話ししたいのは、

法律という盾があるから、「定時で帰ります」と言いましょう、

といった話ではありません。

「自分の時間がとても大切だから定時で帰りたい」と言いましょう。

というお話しです(^^♪

・・・

私は、この話をする時に、マグカップの話をします・・・

あなたは自分にとって大切なマグカップを持っているとします。

それを友達に渡すとき、

「あー、これもらいものでね・・いらなかったんだけど・・なんかくれて・・・」

そんな風に、「これつまらないものですが・・」のように変な謙遜をして渡したとします。

そして、次の瞬間、友達が手を滑らせて、マグカップを割ったとします・・

「あーゴメンゴメン」と軽く謝る友達に、あなたは憤りを感じる・・・

でも、それ、あなたが「大切じゃない」って言ったんですよね?

・・・・

・・・

あなたが、最初から、

「これは、もらいものなんだけど、凄く大切なものなんだ・・」

と言って渡していたら、きっと大切に使って、落とさなかったのではないですか?

あるいは、落として割ったとしても、もの凄く申し訳なさそうに謝罪してくるのではないでしょうか?

いかがでしょう?

・・・

自分という存在についても、マグカップと同じです・・・

もし、どうしても残業ができないのであれば、

「今日は大切な予定があるので帰らせて頂けないでしょうか?」

と言ってみるのも一つかもしれません。

あるいは、予めわかっているなら、

「この日はとても大切な予定があるので、残業はできそうにないのですが・・」

と申し出てもいいかもしれません。

もちろん、相手が判断することなので、結局残業になるかもしれませんが、

それでもきっと、

「あーー(:_;)本当にゴメン、帰らせてあげたいんだけど、今日はトラブルがあって、本当にマズいんだ・・残れないかな?」

など、誠意のある言動に変わってくるのではないでしょうか?

先ほどの、私の体験例で言うと、

私は、

「わかっていますよ?言わなくても・・」

「サービス残業はダメですよね?・・・でも、私は自己啓発がしたいんです・・」

「これって、サービス残業ではなくて、私の勉強になる自己啓発なんですよ(笑)」

そんな言葉を使ってサービス残業をしていました・・・

そりゃ、周りも「この人サービス残業したいんだな」って思いますよね(´・ω・`)

そして、心の中は

「なんで無理していることに気が付かない!!」

「こんなことやりたいわけないだろ!!」

そう思っている・・・

・・・・

いかがでしょう?

このステップメールのテーマは「無理をしなくなる」というものですが、

無理に残業をしないのはもちろん、

無理に残業を断らなくてもよいのではないでしょうか?

相談して、「困っています」と甘える・・・

体調が優れない時も、当然、相談して「具合が悪いのです」と伝える・・

サービス残業や長時間労働になっているのであれば、労働基準監督署や弁護士に

相談する・・・

・・・・

残業の内容にもよりますが、

その残業を行わないと、会社全体や、先方に迷惑がかかるなら、

大切な仕事かもしれませんが、

そもそも、自分が上司に怒られるだけで済む仕事なら、

その仕事も無理せず、やれるところまでやって、

「すみません、ここまでしか終わりませんでした」

と言ってしまえばいいだけの話なのかもしれませんね・・・

自分の評価が下がるだけなら、

その下がった評価を、受け入れればいいだけの話ですしね(^^♪

・・・

「・・・いや・・評価が下がるのは・・・嫌かな・・」

と思われましたか?

・・・・

でも、どうせ辞める会社ですよ?

「解雇されてもいい」といった言動は、転職にも不利益ですから、

あまりおすすめはしませんが、

「自分の評価が、その会社、その上司の中で低くなる」

といった思いは、その会社を辞めてしまえば、

どうでもいいのではないでしょうか?

・・・

学生時代、自分のことを低く見ていたクラスメイトがいたと思いますが、

今、そんなこと、どうでもいいし、あまり覚えてもいないのではないでしょうか?

そんな風に、会社を辞めたあと、会社内評価なんか気にしなくなる・・・

・・・・

行動面としては、

会社の不利益になる仕事の残業は、上司とやるかやらないか相談する。

自分の不利益にしかならないのなら、残業しない。

そんな行動が「無理をしない行動」になるのではないでしょうか?

・・・・

いかがでしたか?(^^♪

明日から、やりたくない残業はやらない・・・

それによって下がる評価は受け入れる・・・

そんな風に実行されてみてはいかがでしょうか?

今日は「私、定時なので帰ります」をお話ししました。

明日は、「言いたかった事を言ってましょう。」を

お話ししたいと思います(^^♪