足るを知る
突然ですが、足るを知るという言葉を知っていますか?
自分は既に足りていることを知る・・・
そんな意味です(^^♪
中国春秋時代の老子という哲学者の言葉です。
知足富者
正確には「知足富者」と書きます。
足るを知る者は真に富む者である・・・
そんな意味だそうです(^^)/
初めまして、心理カウンセラーの鈴木です(^^♪
私は以前、会社が辛くて、辞めたくて、行きたくないと思いながら働いていて、
実際精神的に病んでしまい、休職も2回しました。
しかし、今は復職して、楽しく働いています(^^♪
どれ位楽しいかというと、人生史上最高に楽しいです。
そして、最高に幸せだと思っています(^^♪
子供時代に知った言葉
私は子供のころ、父親から、足るを知る、という言葉があることを聞きました。
自分が既に幸せであると感じることが、一番の裕福である・・
そんな意味だと知ったとき、
「そんな事は、絶対にない」
「頭が弱くて、おめでたい発想しかできない人の考えだ」
直感的にそんな風に思いました。
なぜなら、
幸せや、裕福といったものは、
とてつもなく頑張って、とてつもなく努力をした成功の先にあるもので、
その努力や成功がないのに、幸せになることは不可能である・・・
当時はそう信じていたからです。
なので、もし、足るを知ることができるとしても、
それは、出家などをして、徳を積み続けたお坊さんが到達するような
心理で、私には縁遠いものだと思っていました。
しかし、私は、最近、足るを知ることが、できました。
変化した思考
”既に幸せである”それに気が付いた時、
人生の価値観が180度変わりました。
以前の私の価値観は、
とてつもない努力をして、
世の中にとってとてつもなく役に立つ偉業を達成して、
それが、周りに認められることが幸せであり、
対価として莫大な報酬が与えられることが裕福の象徴であり、
それを達成する為に日々苦労を重ねる・・
そういった価値観でした。
しかし、”既に幸せである”と気が付くと、
その”とてつもない努力”や”偉業を達成すること”や
”周りに認められる”ことが人生において、必須ではなくなる・・
「あれ?努力しなくたって、幸せなんだけど?」
「あれ?周りに認められなくても、幸せなんだけど?」
そう思うと、途端に人生が楽になる・・・
じゃあ、なにも努力しないのか?っていうと、
そんなこともなく、自由にやりたいことをやり続ける・・・
実は仕事も楽しくて、やりたいことだった事に気が付く・・・
「あー、これが、老子の足るを知るってことかーーー(^◇^)」
そんな風に実感できた瞬間でした。
食べ放題の後では・・
どんな感覚になるかというと、
例えば、食べ放題のバイキングで、お腹がはち切れんばかりに食べたとします。
そのままの状態で、スーパーに買い物に行ってみてください。
まあ、食べ物を手に取って買い物かごに入れる作業の辛いことに気が付きます。
最低限の食材は購入すると思いますが、
お菓子のような、嗜好品は本当に買い物かごに入れたいと思わない・・
つまり、”空腹ではない、満腹である”と感じていると、
これ以上空腹を満たす必要はない。
そう感じる・・・
話を戻すと、
幸せで満たされると、それ以上幸せを求めない・・・
そんな感覚になる。
当然無理な努力や、やりたくない事はやらない、といった行動になる。
いかがでしょうか?
もし、あなたが、今の職場、今の環境に満足されていないとすると、
それは、幸せを求める為に、無理な努力や、
やりたくない事をやっているのかもしれませんね・・
足るを知れば、やりたいことだけをやって生きていける。
あなたの人生も、そんな楽しい人生になることを
お祈りしています(^^♪