生きている実感がなかったけど、今感じている実感

先日の投稿で、災害があると感じる存在価値という内容を書きましたが、→詳しくはこちら

それを更に実感ができました。

台風19号の災害時、私は知らない間に守られていたのです(^^♪

初めまして、心理カウンセラーの鈴木です(^^♪

私は以前会社が辛くて、辞めたい、行きたくないと何度も考えていました。

生きている実感もほとんどない絶望状態でした。

休職も２回しました。

しかし、今は復職して楽しく働いています。

どれくらい楽しいかというと、人生史上最高に楽しくて幸せです(^^♪

鶴見川が氾濫するかもしれない・・・

さて、知らない間に守られていたとはどういうことかと言いますと・・・

私は神奈川県に住んでいて、鶴見川が家の近く１００ｍ圏内にあります。

10月12日は鶴見川の増水による氾濫を警戒し、定点カメラ映像を夜通し確認していました。

結果としては、それほど増水せず、無事に一夜が明けました。

「近くの多摩川は氾濫して大変な事になったけど、鶴見川はそこまで大事にならず、取りこし苦労に終わったな・・・」

と安堵したことを覚えています・・・

しかし、台風の被害が少しずつ終息してきた10月末日、ニュースで衝撃の事実を知りました！！

鶴見川は「氾濫しなかった」のではなく、人為的に「氾濫させなかった」のです！！

横浜国際総合競技場の遊水地の凄さ

どういう事かと言うと、横浜国際総合競技場が遊水地となっていて、

鶴見川の河水をあえて横浜国際総合競技場の方に引き込み、鶴見川の水位の上昇を抑えていたのです。

横浜国際総合競技場と聞いて、聞き覚えがある方もおられるかもしれませんが、

10月13日ラグビーワールドカップ、日本対スコットランド戦で、

台風で試合が中止になるかどうか早朝に判断するとなっていた、あの試合の会場です！！

ニュースでは、横浜国際総合競技場で当日競技ができたカラクリを説明していました。

報道していた司会者は、

「え？これ、あえて溜め込んだんだ・・」「むしろ、想定内って事？」

「日本が勝ったことも凄いけど、こっちの仕組みも世界に向けて報道して欲しいよね～」

そんな風に絶賛していました。

ちなみにこの話はとても有名なので、ネットで検索すれば、横浜国際総合競技場の凄さがよりわかると思います(^^♪

そして、その報道の中で「・・鶴見川の河水を引き込んで・・・」と流れ・・

私は、「え？今、鶴見川って言った・・・・・？」

「え～と・・俺の住んでいる、近くの川も鶴見川で・・」

「・・・地図で確認すると・・・私の家より上流に横浜国際総合競技場があって・・」

・・・・

そうなんです！！

私の家が水没しなかったのは、横浜国際総合競技場が遊水地として機能したからなのです！！

守られていた事を知る

自分でもそれ以上の情報を調べてみると、

鶴見川はもともと暴れ川として有名で、歴史上何度も氾濫して被災している・・

その経験を活かし、1980年に国土交通省(当時建設省)が多目的遊水地として横浜国際総合競技場を計画した・・・

過去の偉人たちによって、私は生かされていた・・・

そう感じました・・

そしてこうも感じました、

今、横浜国際総合競技場の遊水地の仕組みは、ラグビーワールドカップも相まって、

私まで情報が伝わってきたが、

きっと、私の知らないところで、私の命を守っている仕組みは沢山あるんだ！！

冷静に考えてみても、建築物は地盤の緩いところには建てられない法律はあるし、

建物も安全基準を満たさないと建ててもいけない、

食品も使ってよい農薬が決められていて、

運送システムも仕組みがあったりする・・・・

災害時により色濃く、その恩恵を感じることができるが、

実は、それらの安全対策は無数に私の周りにあって、

私は、何もしなくても、その仕組みに、守られているという事に

ただただ感謝しかありませんでした(^^♪

もし、あなたが、今の会社や、今の上司に「感謝なんかない」と

思われていても、視点を変えることで、「実は自分は守られていた」と

気が付くことができるかも知れませんね(^^♪

そんな日が来ることをお祈りしています。(^^)/